10月4日 重度障碍者施設のぞみの園
群馬県の丘の上にある「のぞみの園」という国立の障碍者施設の動画を見た。
この施設には現在300~400人程度の重度知的障碍者の人が入所している。
ちなみに入所者の年齢層は高めで40歳とか50歳、さらには80近い人もいるので、
当然、入所者の親が亡くなっているケースも多々ある。
そして、その入所者たちの大半が10年、20年というロングスパンで施設に滞在しているのだ。
この動画では入所者の一日を密着取材しており、どんな風に障碍者の人たちが日々過ごしているかが良くわかる。
大抵の入所者たちがうつろな目を携えて日がな一日ボーっと過ごしており、
正直、俺の目からすると生ける屍のように映った。
最後にナレーションを務めるリリーフランキーが、
「もし出来ることなら本当は彼らを。。。」という観覧者に対する投げかけで、
動画は終わった。
俺はその問いの答えとして、「殺してしまった方が良い」という言葉が真っ先に浮かんだ。
非人道的で不謹慎な発言かもしてないけど、
彼らが自主的に生きているとは到底思えなかった。
だから、早く安楽死させてこの苦難から解放してあげた方がいい気がしたのだ。
ただ、この発言は健常者である俺のエゴに過ぎない。
幸福感が主観に依存していると痛感する。